お金持ちだけが知っている投資ではなく、金の卵を産む方法。

HOLY

フォローする

  • TOP PAGE
  • 資産の運用について
    • 資産運用の事例をご紹介
    • 資産運用に関する用語集
  • 海外口座で資産運用
    • 海外口座のメリット・デメリット
    • 海外口座の種類
    • 海外口座の作成手順
  • HOLYへのお問い合わせ
ホーム
オウンバンク

オウンバンクは本当に存在しているのか?

2018/8/30 2019/3/14 オウンバンク, フィリピン, 口座開設, 定期預金, 海外口座

オウンバンクは本当に存在しているのか?

よく、ネットでオウンバンクが嘘だとか詐欺だとか言っている方がいます。
そこで、まず、フィリピンの正式な銀行としてPDIC(PHILIPPINE DEPOSIT INSURANCE CORPORATION)のHPを見ることで確認することができます。見つけ方を以下に記載します。

PDIC(PHILIPPINE DEPOSIT INSURANCE CORPORATION)

PDICとは?

PDICについて「フィリピン政府の預金保護機構」
フィリピンの預金保険機構(PDIC)についての詳細を掲載いたします。正規の銀行であるかどうかは、フィリピンの預金保険機構(PDIC)のページから確認することができます。フィリピンにて正式に銀行として取り組むためにはPDICへの加盟は必須となっています。
holy-cc.com
2018-07-25 15:07

1. Risk MitigationのList of Banksというページを開きます。

2. Bank Directories の中にあるRural Banks(農村銀行)を開きます。

3. これでフィリピンのRural Banksの一覧が出てきます。現在(2018/08/28)、8ページ目の181番に「Own Bank, The Rural Bank of Cavite Citi, Inc.」という表記が出てきます。

ですので、PDICに正式登録された銀行であることが証明できます。

SNSで写真を挙げて、こんな建物が銀行なわけがないといった内容が見受けられますが、Rural Banks(農村銀行)という名の通り、地方にあるような地域密着に特化した小さな銀行ですので、日本にあるようなしっかりとした銀行ではありません。

また、今回証明したとおり、オウンバンクは実在しています。

補足として、PDICのHPのアドレスはpdic.gov.phですが、govはgovernment、phはPhilippinesという意味を持っており、政府しか使えないアドレスですので、偽のWEBサイトということもありえませんのご安心ください。

オウンバンクはなぜこれほど高利回りなのか?

オウンバンクの金利が8.5%と高利回りなのは、フィリピンでは一般的なのでしょうか?
実はそうではありません。フィリピンの主要な銀行2つ(BDO、Metrobank)を見ても分かるのですが、

BDO:ドル建て1年定期預金 最高1.25%

Metrobank:ドル建て1年定期預金 最高1.625%

日本に比べると高いですがオウンバンクほど高利回りではありません。
では、なぜここまで高利回りの金利を提供できるでしょうか。
実はその理由は銀行が行っているお金の稼ぎ方に隠されています。

銀行は金貸しという仕事でお金を稼いでいます。個人や企業など様々な人にお金を貸すことで、金利でお金をとっており、例えば、日本の住宅ローンは35年ローンで金利が約1.5%です。1000万円借りたとして、35年後のトータル完済額は1,285万円とかなり良心的な金利です。これがアコムやアイフルなどの消費者金融でお金を借りた場合、年間約15%~18%という高い金利を支払わなければいけないのです。

例)
借入金額:1,000万円
金利:0.009%
借入期間:35年 (420回払)
返済総額:約 10,015,585円
支払利息総額:約 15,585円

では、フィリピンはどうでしょうか?
先ほどは挙げていませんでしたが、主要銀行の一つであるBPIの比較的金利の安い住宅ローンで以下の表となります。

フィリピンの住宅ローンの金利

住宅ローン
1年5.25%
2年6.00%
3年6.25%
4~5年6.88%
6~10年8.50%
11~15年9.50%
16~20年11.50%

表(参考:BPI Housing Loan Rates )

見てわかる通り比較的金利の安いはずである住宅ローンでも5.25%~11.50%というとても高い金利がついており、もちろん個人ローンは考えられないくらい高くなります。
では、BDOでの個人ローンの金利見てみましょう。

このように担保があって17% 前後、担保が無ければ41% 前後という金利でお金を返さなければいけません。しかも、これはフィリピン大手銀行のとても厳しい審査をクリアしたとしてもこの金利なのです、日本人からすると考えられませんよね。

ちなみに、返済が遅れた場合は延滞手数料として月5% 程度の金利を上乗せされます。
この金利で借りる人がいるわけがないと思うかもしれませんが、フィリピン人にとっての常識がこの金利なのです。これが当たり前となっているので、問題が起こらないのです。

オウンバンクからお金を借りた場合の金利

オウンバンクからお金を借りた場合の金利はもっと高いです。

金利がどれだけ高いかといいますと、現在月に約2%~2.5%の金利です。

1年にすると、24%~30%の金利となっています。大手銀行が担保ありで年間17%ということを考えるとかなり高いです。しかしこれでフィリピンの人達はお金を借りています。

なぜなら、大手銀行のキャッシュアウトまでの時間がとても長く、最長で6カ月ほどかかるからです。緊急でお金が必要な人がお金を借りにくるのに、6カ月もの期間がかかってしまってはどうしようもありません。ですので、この期間を逆手にとったのがオウンバンクです。

金利はとても高いですが、キャッシュアウトまでの時間を非常に短くしたのです。

もちろん、お金を貸すだけでは逃げられる可能性がとても高いので、担保にしたものの半分の価値を貸し出せる金額としています。そして、24~30%という金利の中から8.5%を私たちに還元しているので、納得のできる仕組みです。

個人ローン(担保なし)

個人ローン(担保なし)
6年40.05%
12年41.71%
18年41.51%
24年40.89%

個人ローン(担保あり)

個人ローン(担保あり)
6年17.08%
12年17.07%
18年17.06%
24年17.06%

表(参考:BDO personal Loan)

オウンバンクを選ぶ理由

〇通常の海外銀行では、

・外国人の口座開設が認められていない

・現地の言葉で話す必要がある

・国外から引き出しができない

といった事があるからです。
つまり、日本人にとって満足に口座開設ができる海外銀行はほとんどありません。

しかし、オウンバンクを選ぶ理由として

・外貨がペイオフの対象になっている

・日本国内から口座開設が可能

・送金ができる

・日本にあるATMでも引き出しが可能

といった4点が主な理由です。
つまり、「現地に行かなくても口座を開設ができ、高利回りで、送金・引き出しも国内から可能で、ペイオフの対象になっているので預金が無くなる心配がない」のでオウンバンクをオススメしているのです。

オウンバンク金利の詳細

日本より圧倒的に金利が高いオウンバンクですが、日本と同じように預金額が高いほど金利も高くなりますし、定期預金の期間が長いほど金利は高くなります。では、どれくらい高くなるのかを以下の表にまとめてみました。8.5%~11.5%、つまり最大で3%の差があります。

預金額定期預金期間金利
0~299万円1年8.5%
300~1199万円~1年8.9%
1200万円~1年9.5%
0~299万円3年9.3%
300~1199万円~3年9.8%
1200万円~3年10.5%
0~299万円5年10.1%
300~1199万円~5年10.7%
1200万円~5年11.5%

では、この金利が日本と比較してみましょう。

例えば、日本の中でも「定期預金のための銀行」として評判なオリックス銀行では、0.25%が現在の1年定期預金の金利です(2018/08/28)

100万円を1年定期預金したとして、2500円が利息になります。また、そこから税金として20%引かれますので500円が引かれ、
残った2000円が1年間での利息となります。ではオウンバンクで計算してみましょう。
金利は表にあるように8.5%です。100万円を1年定期預金したとして、85,000円が利息になります
。

また、そこから税金として20%引かれますので17,000円が引かれ、残った68,000円が1年間での利息となります。(実際にはUSドルです)

どれだけの差があるか分かりましたでしょうか?
日本での預金が悪いとは言いませんが、色々な選択肢があることを今一度考えたほうがいいかもしれません。

オウンバンクのペイオフについて

日本のペイオフ制度として、1000万円+利子が預金保険機構から保証されています。
一方、フィリピンでは50万ペソ(約110万円)がPDIC(PHILIPPINE DEPOSIT INSURANCE CORPORATION)から保証されています。

日本より保証金額がとても低いですが、これには理由があり、有名な話ですがフィリピン人は貯金をほとんどしないのでこの金額で十分なのです。ただ、日本人としては110万円以上を預金する際に少し不安に思うかもしれません。そこでペイオフでの保証金額を共同名義によって上げる方法があります。

夫婦二人であれば最大150万ペソ(約330万円)
子供が一人いる計3人であれば最大300万ペソ(約660万円)

と上げることができます。ただし、書類の手間がありますのでご注意を!

また、フィリピン人が貯金をしない理由をごぞんじでしょうか?

ここ数十年はフィリピンではインフレが起きていますので、インフレということは相対的にお金の価値が下がります。ですので、銀行に預金をしておけばおくほどお金の価値が下がり続けますし、ましてや1年間お金を下ろせない定期預金をするメリットがありません。

また、フィリピンの給料はそのような理由から日本での月に1回といった形式ではなく、16日を超えない期間で給料を支払うことが義務付けられているため、おおよそ2週間に1回となっております。貯金しない理由というのは、貯金をしたら100%損をする国だからです。

では、フィリピンの銀行がなぜ日本人をターゲットとした定期預金を作ったのかといいますと、オウンバンクのオーナーが日本人だからです。そのため、日本人のための充実したサービスが揃っています。
話が逸れましたが、ペイオフの金額を上げることは可能性ですので、共同名義を上手く活用しましょう!

当サイトの記事・内容に関するご意見ご感想はお気軽にお問い合わせください

お問い合わせはこちら

シェアする

  • ツイート
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

ownbank, PDIC, オウンバンク, フィリピン, 口座開設, 定期預金, 年利, 海外口座, 詐欺, 金利 webmaster-1

関連記事

ある日、貴方を救う。USドル 基軸通貨を持つべき理由

基軸通貨とは「世界で基準となる通貨」のことです。人口の減少による日本経済の縮小は間違いありません。また、経済面でも心配がないとは言えません。いつか日本に何かあったとき(もちろんないことを願いますが)、USドルでおいておいた資産が救ってくれるかもしれません。今回は、長期的な視野でかつ通貨という視点から日本や世界と向き合う機会を作ってみようと思います。

記事を読む

プライベートバンクとは

近年、日本でも注目されるようになったプライベートバンク。とても高金利で質の高い印象から興味をそそられる方もいるはず。では、実際にプライベートバンクとはどういうものなのかを解説していきます。

記事を読む

NO IMAGE

世界の銀行の金利

世界の銀行の金利について。海外の銀行について考えたことがありますか?グローバル社会の現代、金融もあらゆるボーダーが下がっています。例えば、世界の通貨を利用する為替取引もかなり一般的になりましたね。仮想通貨やキャッシュレスといった、お金の在り方についても、大きな時代の変化の中にいます。

記事を読む

高級なのにリーズナブル。今人気のフィリピン コンドミニアム事情

高級なのにリーズナブル。今人気のフィリピン コンドミニアム事情についてのご紹介。コンドミニアムとは、リビングやキッチン、生活に必要な電化製品などがある宿泊施設のこと。リゾート地ではコンドミニアム、都市部ではレジデンスと呼んだりもします。マンションのようなつくりで1部屋ずつオーナーが違います(一緒の場合もあります)。

記事を読む

「海外口座」OWNBANK オウンバンク について

OWN BANK(オウンバンク)は、フィリピンで1956年に設立し、60年以上続く歴史ある銀行です。長年にわたり住民から支持を集めてきました。OWN BANK(オウンバンク)ではUSドル、もしくは、フィリピンの通貨であるペソでの預金が可能です。日本にいながら口座開設が可能となっており、海外口座を国内から作ることができます。

記事を読む

SWIFTコードについて

SWIFTコードについてのご紹介。SWIFTコードとは、「SWIFTアドレス」や「BICコード」とも言われ、SWIFT(国際銀行間金融通信協会)が提供する国際送金システム上で相手方の銀行を特定するために用いられる金融機関識別コードのことを指します。当サイトでもご紹介しているオウンバンクにはこのSWIFTコードが存在しません。今回は、このSWIFTコードとはどんな意味があるのかということについて解説してみようと思います。

記事を読む

日本もいよいよ実施。世界金融情報交換、CRSとは

今回は、金融機関ビジネスに影響を与える共通報告基準CRSについて解説をしていきます。日本も実施国であり、海外金融商品とかかわりが強い近年話題の事柄ですので、是非とも知っておいていただければと思います。

記事を読む

ドル・コスト平均法と客観的にみた日本の金融事情

ある金融商品を長い目で見た時に、安い時など様々なタイミングに購入することで、価格変動の影響を抑えようという考え方を時間分散といいます。その中でもドル・コスト平均法とは、一定期間・一定金額を投資することでリスクを抑える仕組みです。また客観的に日本の金融を見ていくことで現在どのような状況にいるのか認識してみましょう。

記事を読む

PDICについて「フィリピン政府の預金保護機構」

フィリピンの預金保険機構(PDIC)についての詳細を掲載いたします。正規の銀行であるかどうかは、フィリピンの預金保険機構(PDIC)のページから確認することができます。フィリピンにて正式に銀行として取り組むためにはPDICへの加盟は必須となっています。

記事を読む

日本の年金問題 年金がやばい

みなさんが一番知っているのがこちらの厚生年金にはサラリーマン・公務員が加入しています。特徴として、国民年金に比べ保険料が高く、定年後に貰える年金が多いです。さて、年金が破綻するとまで新聞に掲載されるほど危ぶまれていますが、どうしてこのように毎年、年金受給額が減額されているのでしょうか?

記事を読む


プライベートバンクとは
高級なのにリーズナブル。今人気のフィリピン コンドミニアム事情

注目の海外口座

オウンバンク銀行へのお申込みはこちらから

運営者について

  • 名前:HOLY [ホーリー]
  • 性別:女性
  • 年齢:内緒
  • 趣味:分散投資、海外旅行、個人投資家
  • 金融業界に携わって数十年。日本のリテラシーの低さから損をする方を多く見てきました。

    日本人は自分の知っている情報のみで結論をだしてしまい経済に関して必修科目として学ぶことができなかった弊害もあります。なおかつ、日本では世界で類をみないほど、金利が少ない国で、海外の年利8%であるとか、12%であるとかの投資商品を日本と比較して、あり得ない怪しい商品と認識してしまうのです。ネットには本当の話から嘘の話まで様々な話がころがっています。情報の取捨選択はとても大事なことで、それが自分の資産にかかわってくることであればなおさらです。ですので、ネットでの情報だけを頼るのではなく資料を請求してみるであるとか何かしら行動を起こしてみましょう!

    自分が持っている知識で少しでもそんな方々のお手伝いができないかと思い、サイトを運営しております。

    当サイトの記事・内容に関するご意見ご感想はどしどしお問い合わせください。お手伝いができることがあればと思っております。

    HOLYがオススメする超重要!大事な記事TOP10!

    運営者オススメの記事
    こちらのページでは運営者がオススメする記事TOP10をご紹介致します。各種金融に纏わる記事がありますが、その中から非常に大事なことだけを抜粋し掲載致します。年金問題、基軸通貨、金融事情、海外の銀行、金利、世界金融情報交換、CRS、フィリピン、高度経済成長期、海外口座OWNBANK、オウンバンク、ペイオフ、定期預金、PDIC、預金保護機構など重要な記事をPICKUP!
    holy-cc.com
    2018-08-15 17:14

    サイト内を検索

    人気のタグ一覧

    CRS GDP ownbank PDIC USドル お金 よくある質問 インフレ オウンバンク オフショア スイス デフレ ドル・コスト平均法 フィリピン フィリピン不動産 プライベートバンク プリセリング ペイオフ 不動産投資 価値 口座開設 基軸通貨 定期預金 年利 年金問題 年金対策 投資 日本経済 海外の銀行 海外不動産投資 海外口座 物価上昇 発展途上国 税金 経済成長 複利環境 金利 非課税環境 預金 預金保護機構 預金保険機構 香港 高利回り環境 高度経済成長 高金利
    • TOP PAGE
    • 資産の運用について
      • 資産運用の事例をご紹介
      • 資産運用に関する用語集
    • 海外口座で資産運用
      • 海外口座のメリット・デメリット
      • 海外口座の種類
      • 海外口座の作成手順
    • HOLYへのお問い合わせ
    © 2018 お金持ちだけが知っている投資ではなく、金の卵を産む方法。.