投資と違う!定期「預金」だから損がない。

投資と違う!定期「預金」だから損がない

投資と違う!定期「預金」

日々飛び交う金融商品の情報。
「配当がいいよ!」「儲かるよ!」なんて話を聞くと、株式投資、不動産投資、FX・・・などなど、「投資」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。近年は、投資信託も一般的になり、一層そういったイメージが強くなる傾向にあるかと思います。

一方で「投資」と聞くと、「儲かるかもしれないけど、損するかもしれないし、リスクがあるんでしょ。」とお思いになるでしょう。そのイメージで金融商品にネガティブなままでいると、タイミングや時代に取り残されてしまうかもしれません。しっかりと知識をつけて、いつでも正しく選べるようにしておくと良いと思います。

また、「金利がいい」のは必ずしも投資ではなく、定期預金でも驚くような利率で収益を獲得する手段があります。なんとなく分かっていたつもりの「投資」と「預金」の違いをくっきり解説しちゃいます。これを機に、時代の変化に合わせて、金融商品へのイメージをぜひ変えてみてください。

投資と預金の大きな違い2つ

違い① 目的

預金 → 貯めること
投資 → 増やすこと

・・・というように、重点を置いている目的が違います。

違い② 元本保証

預金 → あり。入金した金額が下回ることは絶対にありません。
投資 → なし。運用成果の保証はない。元金を下回ることもあります。

日頃から誰もが預金をしていると思いますが、預けていた金額を下回ることはないですよね。
「200万貯金があったのに、あれ195万になってる。」なんてことがあったら、それはもう何かしらの問題が発生しています。

更に投資と預金の違いに「金利」があげられることも多いですが、
それは日本国内の銀行を見た場合の常識であり、世界に目を向けるとそうとも限りません。

では、もっと詳しく預金と投資について解説していきます。

預金の種類

1. 普通預金

一番一般的で、自由に預け入れ、払い戻しが可能。自動引き落としや給与や年金の受け取りなどに便利です。

2. 定期預金

ある一定年数の預け入れ期間を決めて、基本的には満期まで引き出さないことで金利が高いという特徴があります。

3. 当座預金

手形や小切手の支払いに使われるための預金口座なので馴染みが薄いかと思いますが、銀行が破綻したとしても全額保証されるという特徴があります。

4. 貯蓄預金

定められた金額以上が口座にあると、普通預金よりも金利が高くなることが多いのが貯蓄預金です。引き出しや預け入れは自由ですが、自動支払いや自動受け取りはできません。

定期預金の色々

1. 単利

単利とは、最初に預けた元本に対してついていく金利です。単利は年数がたってもほぼ同じペースで増えていきます。

(例)1000万円あずけて、年利5%とする

単利

1年目1,050万円1,000×5%+1,000
2年目1,100万円1,000×5%+1,050
3年目1,150万円1,000×5%+1,100

2. 固定金利と変動金利

固定金利とは、預けた際の金利で預けている間はずっと固定の金利ということ。変動金利とは、景気などの情勢により定期的に金利が変化することをいいます。

3. 解約と継続

定期預金には、いずれ満期がやってきます。その際、自動解約されるものと自動継続されるものがあります。
自動解約の場合は、満期がきたら、そのまま普通口座に振り込まれます。
自動継続は、その名の通り継続なのですが、これにも2種類あり、「元金継続」と「元利継続」です。
元金継続は、最初に預けた元金分だけを引き続き継続して運用し、利息で増えた分だけを普通口座にもどします。
元利継続は、満期を迎えると受取利息もつくのですが、それらも含めた総額を、また継続して運用することです。
ただし、普通口座に入金する場合(解約もしくは元金継続)、金利によって増えた金額には税金がかかります。

4. 中途解約

定期預金とは、前述の通り、引き出さないことによって金利が高い預金のことです。

しかし、何らかの事情でどうしてもお金が必要といったこともあるかもしれません。
そういった時のために、中途解約をすることも可能です。
しかし、その時の金利は本来の定期預金の金利ではなく、ペナルティ金利となり、
通常の普通預金の金利もしくはそれ以下の金利に設定されますので注意が必要です。

金利の決め

ではそもそも、金利はどのように決まっているのでしょうか。経済のバロメーターでもある金利、一般的に、景気が良いと金利は上昇し、悪いと低下します。日本の場合、これに影響をあたえているのが日本銀行が定める方向性で、景気後退面で利下げを行うことで、金融機関に預けておくメリットを小さく、かつ借りるメリットを大きくできるので、経済活動の活発化を促します。

このように、預金の場合、文字通りお金を預けることになるので、預けている金額に対しての金利がお金を増やす根源になります。商品によって金利が違うので、目的に応じてどの金融商品が良いのかを選ぶことが必要です。

では、冒頭にあったように、よくイメージが重なりがちな投資。「増やす」ことが目的ですが、具体的にどのように増やしているのか、ということについて解説してみます。

投資の種類

1. 株式投資

投資の王道ともいえる株式投資。株式会社○○の株を購入し、それを購入時より価値が上がったときに売却することで収益を得ます。しかし、当然株価は常に流動するため、当然購入時より価値が下がることもあります。
また、保有することによって得られる配当を目当てに購入する場合もあり、定期的に配布される食事券や割引券を得ることが目的なので、売ることによる金銭的収益というよりは日々の生活への利得に投資しているという考えです。

2. 不動産投資

意外とサラリーマンも取り組んでいるのがこの不動産投資。対象となる物件の種類は様々で、アパート、マンション、戸建て、ビル、倉庫、駐車場など多岐にわたります。不動産を購入し、月々の家賃収入で収益をえながら、良い物件であれば、最後に売却してさらに収益を得るということも可能です。

3. 為替(FX)

投資というとFXをイメージされる方も多いでしょう。外国通貨を売り買いし、その差額で収益を得るというものです。

4. その他

他にも金や国債、社債などもよく耳にしますね。近頃は仮想通貨の売り買いも一般的になってきました。価値が変動するものの売買になるので、様々な種類があり得ます。

大手銀行などでも販売されている投資信託は、これらを組み合わせて(主に株式や国債など)収益を出そうとする投資パッケージになります。基本的に、何を買うのかなど1つ1つ細かい内容を選択せず、お金を増やすことを金融機関にある意味信頼で任せるものです。

このように、基本的には変動する価値の上下によって、売買する際に発生した差額で収益を得るのが投資です。
その価値が購入時より下がってしまえば当然損をします。もちろん、上がることもありますし、一度下がってもその後、軌道を戻すこともあります。

ただ、この価値の変動は、一般個人の努力でどうにかなるものではなく、景気や国の情勢、会社の業績などに任せざるを得ないということです。
よって、必ずしも収益を得られるとは限らない、という認識が大切といえます。

それに比較して預金は、一度預けた金額を下回ることはないので大幅にリスクを回避できます
さらに金利メリットを得るためには一定以上の期間預けることです。
どのように預金すればより収益を生みやすいのか、という商品や金融機関の比較をしてみてください
預金に限ることではないですが、銀行が破産した場合のリスクに関しては、補償金額はそれぞれなので、注意して把握をしておく必要があるでしょう。

いかがでしたでしょうか。
投資と違って、預金にはリスクがないということを説明させていただきました。
「といっても預金の金利なんてたかが知れてるでしょ?」と思った貴方。いえいえ。

冒頭でお伝えした通り、それは日本の銀行だけを見た場合です。
近年では、海外の銀行の口座開設も可能です。
しかし、国や銀行によって、外国人ということでのハンディや手続きの難易度が高いということがデメリットとしてありがちです。
フィリピンの銀行であるOWN BANKの商品をぜひ一度見てみてください。
そんなデメリットも一切なく、きっと希望に叶う条件をご提案できるでしょう。