高級なのにリーズナブル。今人気のフィリピン コンドミニアム事情

高級なのにリーズナブル。今人気のフィリピン コンドミニアム事情

近年人気の海外不動産。そんな中でも、高度経済成長真っ最中のフィリピンがアツい!ということで、
今回は、フィリピンという土地についてや、外国人の私たちにとって便利な不動産形態であるコンドミニアムの魅力について語っちゃおうと思います。

コンドミニアムとは

コンドミニアムとは、リビングやキッチン、生活に必要な電化製品などがある宿泊施設のこと。リゾート地ではコンドミニアム、都市部ではレジデンスと呼んだりもします。マンションのようなつくりで1部屋ずつオーナーが違います(一緒の場合もあります)。まとまった人数での利用も可能で、ファミリーやグループでの宿泊に便利です。施設によって設備は異なりますが、キッチンや調理器具はもちろん、洗濯機など生活に必要なものは一通りそろっていることも多々あり、中長期での滞在者も多いです。旅行だとしても、現地のスーパーや市場で材料を仕入れて料理する、といった楽しみ方がコンドミニアムの醍醐味といえます。

また、フィリピンには、セキュリティが整っているコンドミニアムも多く、24時間体制での警備システムが設けられています。ジムやプールが備え付けられている施設もあり、安全快適に過ごすことができます。

フィリピンはどんな国なのか

① 人口数 :約1億100万人(世界12位)

② 面積:299,404平方メートル(日本の約8割)

③ 首都:マニラ

④ 宗教:ASEAN唯一のキリスト教国

⑤ 言語:公用語はフィリピン語と英語です。

公用語は2つですが、実際、フィリピンは170もの言語が存在する多言語国家です。島が多いという地形柄、それぞれの地域で言語が発達したことが理由といわれています。それも、日本のような方言とはことなり、一つ一つが言語として成り立っているのが特徴です。
また、フィリピンは英語人口が世界第3位ということで、英語人口が多いことでも有名です。アメリカに統治されていたという歴史もあり、また、フィリピン政府が国外での労働も薦めていることから、英語教育にも熱心であることが理由といえます。

⑥ 経済

発展途上国というイメージがつよく、清潔感がない、治安が悪そうといった印象がある方もいると思いますが、近年の経済成長が目まぐるしく、すごいスピードで都市開発やリゾート開発が進んでいます。セブ島がリゾート地として知名度も高く、訪れたことがある方もいるかもしれませんが、今やフィリピンが誇るリゾート地や観光地事情は大きく変化しています。

贅沢でリーズナブルなフィリピンのコンドミニアム

近年のフィリピンのコンドミニアムはジムやプールがついていたり、物件によってはジャグジーやテニスコートなどの娯楽も楽しめる造りになっています。また、フィリピンではメイドがいることが一般的で、間取りはメイド部屋があるものも多いです。広さは様々ですが、近年日本人には、大きすぎず生活に不便がない2LDK+1部屋(メイド部屋)や3LDK+1部屋くらいが人気のようです。私たちからすると、メイドなんて本当の富裕層しか縁がないように思いますが、フィリピンでは富裕層に限らず、中間層や低所得層でも家にメイドがいることが一般的です。これくらいの間取りで、現時点で8万円くらいの家賃なのだそう(設備にもよります)。これだけの広さで8万円だと日本の首都圏では決して考えられませんが、フィリピンでは一等地でそれが実現できてしまいます。現状それくらいの物価なので、購入するとしても比較的安価に購入が可能なのです。

フィリピンの都市=マニラ首都圏

コンドミニアムを調べようとすると立地が気になるところです。人気のエリアが「マニラ首都圏」。フィリピンの首都はマニラですが、それとは別に「マニラ首都圏」という表現があります。もしくは、マニラ圏、メトロポリタン・マニラ、メトロ・マニラともよばれます。日本の東京を中心とした周りの地域も含めて首都圏ということと意味合いも類似し、マニラを中心としたフィリピンの政治、経済、情報の中心地のことを指します。マニラ首都圏は、マニラはもちろん旧首都ケソンを含む16市と1町から構成されています。面積は東京23区よりやや広い638平方キロメートルで、人口数でいうと世界第5位の大都市圏を形成しています。以下の都市たちはマニラ首都圏に含まれます。

① ケソン市 (Quezon)

② マニラ市 (Manila)

③ カロオカン市 (Caloocan)

④ パシッグ市 (Pasig)

⑤ ヴァレンズエラ市 (Valenzuela)

⑥ タギッグ市 (Taguig)

⑦ ラスピニャス市 (Las Piñas)

⑧ パラニャーケ市 (Parañaque)

⑨ マカティ市 (Makati)

⑩ マリキナ市 (Marikina)

⑪ モンテンルパ市 (Muntinlupa)

⑫ パサイ市 (Pasay)

⑬ マラボン市(Malabon)

⑭ マンダルーヨン市 (Mandaluyong)

⑮ サンフアン市 (San Juan)

⑯ ナヴォタス市 (Navotas)

⑰ パテロス(町)

中でも特にマカティはフィリピンの経済の中心地でありビジネス首都として位置づけられています。シティバンクやマイクロソフト、インテルなどもここにオフィスを置いており、超高層ビルが連なる地域です。
西側にはリトル東京があり、また、ロックウェルという日本で言えば六本木ヒルズのような高級住宅とショッピングモールを合わせた複合施設も近年建設されるなど、ビジネス街にアクセスしやすい高級住宅街としての側面も見せています。

高度経済成長中による都市部の大規模開発

現在、フィリピン経済は急成長中、とともに都市部を中心に次々と開発がすすんでいます。マニラ首都圏にあるニノイ・アキノ国際空港の近くには世界最大級のカジノリゾートとして「エンターテイメント・シティ・マニラ」が開発されており、東京ディズニーランドの2倍を超える広大な敷地に4つの大型カジノ施設のほか、ショッピングモール、レストラン、5つ星ホテル、コンベンションセンターなどが設立。夕日が見えるマニラ湾沿岸のビーチサイドという好立地でもあり、リゾート地として徹底した観光客の獲得と同時に経済成長の一角を担っていくと考えられます。政治経済の中心地としてだけでなく、エンターテイメント都市としてもますます注目を集めています。

急成長中のフィリピンでは、当然地価も上昇します。今と10年後では比べ物にならないくらいになっているでしょう。同じように過去に成長してきた、東京はもちろん、香港、上海、シンガポールがその良い例といえます。

大手高級ホテルグループも乗り出したコンドミニアム事業

スターウッドグループが展開する高級ホテルブランド「WESTIN」もコンドミニアムの開発を決定しました。マニラ首都圏内、マカティに次ぐ第二の都市、オルティガスに建設予定で、有名企業の本社や大型ショッピングモールがいくつもある地域です。建設イメージも開示されていますが、コンドミニアムというよりは、さすがWESTINといえる高級ホテルを思わせる建築様式でさらに贅沢な空間になることと思います。

他にも、日本をコンセプトにした大型コンドミニアムや、贅沢な娯楽施設も敷地内にかまえるコンドミニアムなど、続々と充実した高級コンドミニアムが建設される予定です。

安心の大手日本企業が業務提携

すでにマニラ首都圏にリトル東京があるように、日本人からも人気の高い地域であることから、大手不動産企業「株式会社アパマン(アパマンショップ運営)」も乗り出しました。フィリピン政府認定銀行であるOWN BUNKと業務提携することで、日本人でも安心して、フィリピンの一等地に立つコンドミニアムを購入することが可能です。フィリピンの不動産は、今なら日本より圧倒的に安価に購入、利用することもできるので興味はあるけど、外国語はわからないし、アクシデントがあったときが不安、という方もいたと思いますが、有名日本企業がかかわってくれるのであれば安心だと思います。OWN BUNKにお金を預ければその金利で不動産を購入することもできるので、さらにリスクもない購入が可能です。

いかがでしたでしょうか。発展途上国フィリピンというイメージはかわりつつあり、すでにマニラ首都圏は大都市です。島の集合体であるという地形からセブ島をはじめとする島々は根強い人気を持つリゾート観光地として確立しています。これまで培ったリゾート開発ノウハウが今度はマニラ首都圏をはじめとする都市部で活かされています。ぜひ、まだ物価がまだ低い今、フィリピンのコンドミニアムをライフプランに入れてみてはいかがでしょうか。以上、今人気のフィリピンの不動産形態コンドミニアムについて書かせていただきました。